
ヨーロッパの関税、税金について
今やスマートフォンで海外サイトのショッピングを楽しめる時代だ。下記の図はヨーロッパEU国内と国外との取引を比較すると確実にクロスボーダー(海外オンラインショッピング)の割合が増加している。ヨーロッパ国外及び国内においてはヨーロッパ国外の商品を確実に購入する消費者が増加している。 ヨーロッパ国内、国外のEコマース売り上げ予測 現在、全世界のオンラインショッピングの売上高はおよそ1兆7000億ドルと言われているが、2018年には2兆3000億ドルになると言われている。 そのため様々な業者がオンラインビジネスに着手し、世界を舞台に商品やサービスの販売が拡大している。 UPSの報告書によると24%の消費者が海外のサイトで購入すると予測されている。ボストンコンサルティングは、クロスボーダーのEコマースの売り上げは2025年には2500-3500億ドルに達すると言われている。ヨーロッパはこれの25%に相当するだろう。 そこで、クロスボーダー(越境ECサイト)で取引をする場合、注視しておかなければならない重要なポイントとして、関税などの税金のシステムがある。

オランダの電車は100%風力発電を利用
1年後にはオランダの電車は全て風力発電にシフトするらしい。 これは、1月1日にオランダのNS鉄道が発表、風力発電だけの電車の運行は世界初。 2015年にオランダ政府は、2018年を目処に電車を全て再生可能エネルギーで運行することを発表。 電気の供給源は? オランダ電鉄は、国内大手の電力会社Enecoと提携し、電車が利用する電力の75%の供給を受けることで合意、2016年末にはこれが実現した事により、さらに、2018年までに100%を目指すと言った目標を掲げている。 これは、風力発電施設の建設ラッシュが予定より早くなったことが助長し、さらなる可能性を高めていると思われる。オランダ電鉄はオランダだけでなくベルギーやフィンランドからの風力発電も利用している。 地球温暖化活動 電車は飛行機や車と比較しても、二酸化炭素の排出量が少ないため、地球温暖化防止活動の推進に貢献している。 CleanTechnicaによると オランダ電鉄の1年間の消費量は10億2000万キロワット、これはアムステルダム市民全体の年間電力消費量とほぼ同じで 1日60万人の移動手段とし

知っ得情報 健康保険手当について
起業をスタートした方など低所得者のためにオランダ政府は健康保険手当(Zorgtoeslag)の制度を設けていることはご存知でしょうか? 毎月の保険料は、年間で一人平均1100ユーロ(子供は18歳まで無料)だと言われていますが、これは一般家庭にとっても結構な負担です。オランダでは健康保険(zorgverzekering)は強制加入になり、オランダに到着してから4ヶ月以内に健康保険に加入しないと罰金になります。(厳密には健康保険に加入していないことが書かれたレターを受け取ってから3ヶ月) 罰金の金額は約385ユーロと言われています。 参考:https://www.hetcak.nl/regelingen/regeling-onverzekerden 健康保険手当の対象者 下記の要項を満たしていることが条件になります。
› 18歳以上である
› オランダの健康保険に加入している
› 滞在許可がある
› 一定の収入以下である。(下記参照) 対象となる年収は? 収入によって健康保険手当の金額が設定されています。独身の場合は額面で年間27012ユーロ

ヨーロッパのEC市場 英国EU離脱でどうなる
英国のEU離脱によってEC市場どのよう影響していくいくのだろうか。 下記の図は2015年のヨーロッパのトップ10カ国のB2Cのマーケット。 ヨーロッパのEC協会会員で子供むけの玩具をオンライン販売している会社Lucy Locketの代表取締役のPaul Edwick氏のインタビュー記事をピックアップしてみた。 彼のビジネスが英国離脱によってどのように影響を及ぼすか、また、ヨーロッパの市場へのインパクト、それに対してどの様に対応するべきなのかを説明している。
英国離脱によるEコマース市場への影響は? ECヨーロッパ・ECファンデーションによる2016年度のヨーロッパB2C市場を調査した所、ヨーロッパ市場はイギリスがトップの34.5%、フランス14.3%、ドイツ13.1%という結果で、ヨーロッパで最もEC先進国と言われているイギリスがトップ、 約18兆円、一人当たりの平均年間購入額3625ユーロ、約40万円という結果であった。さらに、現在、UKからの輸出先はEUが45%で約半分はEUに輸出されている事になる。 EUでは、越境サイトでのオンラインシ

グローバルにみた各国の貿易・物流ネットワーク
2016年DHLの報告書より(国別、都市別) DHLが先日発表した「GCI」 "グローバルコネクションズインデックス”では、製品サービス、資本、情報、人に関して各国が世界とどれだけ広くネットワークがあるかを分析している。さらにそのネットワークの深さについても比較している。GCIによると、グローバリゼーションは前年度と比べて8%伸びているらしい。 GCI インデックスとは? DHLは毎年Global Connnectedness Index (世界との繋がり・ネットワークインデックス)を発表。全世界140か国のグローバルネットワークを情報、地域から海外への貿易、資本、情報、人などの視点から世界全体の動きを分析調査する。項目ごとに0-100の数値で評価される。 この数値は各国の輸送、貿易などの人、もの、情報の流れを表し、また、内容の深さ、密度なども反映されている。そこで、今回は総合点でオランダが第一位となった。 世界のトップ10 グローバルコネクション インデックス 1. The Netherlands オランダ 2. Singapore シンガポ